Willcomやばいな〜
PHS大手のウィルコムが、三菱東京UFJ銀行など取引金融機関に約1000億円の債務の返済期限延長を求める方向で最終調整に入ったことが18日、明らかになった。
春あたりから結構ヤバイと言われていて
社長交代で後任主要人事でカーライルの息のかかった人間になりいよいよ切り売り本格化か?と思った矢先のできこと(^^;
このままだとXGPは未来ないだろうなぁ・・・
国内だと買ってくれる所もないみたいだし、ファンドなんて今じゃどこも青息吐息だし
ちなみに今年の春にこんな記事が
ZAITEN 2009年4月号 レポート:次世代PHSの投資のメド立たず「PHS専業」の看板下ろしたウィルコムの“正念場” (p)http://www.zaiten.co.jp/zaiten/200904.shtml ●総務省から2.5GHzの周波数割り当てを受けた次世代PHS「WILLCOM CORE」が、専売特許のはずの「次世代PHS」から 「次世代PHSを含めた多様な通信網活用による総合ネットワーク」に転換。 ●背景に、機能が進化し続ける携帯電話に、サービス競争力で差が開きつつあることに加え、 次世代PHSのための設備投資資金のめどが立たず、売却先も決まらないという三重苦がある。 ●起死回生策として中国の通信事業者との提携模索するが、思惑通りに資金協力まで持っていけるか不透明。 ●昨夏、同社の取締最高顧問である稲盛和夫氏が、NTTを訪れて、三浦社長に、ウィルコムを買ってほしい、と申し入れた。 ●一時PHS事業に意欲を見せたソフトバンク孫社長も、ボーダフォンジャパンを買収したことで、 逆にPHSキラーの異名を取るほど低価格サービスを次々投入。ウィルコムからの買収申入れを一蹴した。 ●売却先が見つからないまま、カーライルや金融機関からの資金調達も困難となり、設立以来初めて、携帯電話事業者との提携に踏み切る決心をした。 ●競合であるはずの3GネットワークをMVNOとして借り、次世代PHS本格サービス開始まで、 現行PHSの弱点である通信速度の遅さをカバーするため、と説明する。 ●しかし、4月にも東京一部で試験サービス開始を予定している次世代PHSの通信速度は最大毎秒20メガビット程度。 携帯電話で実現しているレベルで目新しさはない。 ●狙っていた株式上場は黒字化が遅れ棚上げとなり、売却交渉もことごとく断られた現在、回収できる保証がない追加投資には首を縦に振れない。 ●銀行からの借り入れも断られている模様で、喜久川社長の威勢のいい事業計画とは裏腹に、当初計画通りの次世代PHSの提供は事実上、不可能な情勢。 ●しかし、計画では16万ヵ所に上る次世代PHS基地局の投資めどはいまだ立っておらず、 ウィルコムが他社のネットワークで事業を行う、正真正銘のMVNOに変貌する可能性もある。 ●カーライルがその先に期待しているのは、ウィルコムの新たな身売り先であることは間違いない。
ZAITEN 2009年05月号 (p)http://www.zaiten.co.jp/zaiten/200905.shtml レポート:PHS技術の存続ありき 総務省をも巻き込む 「ウィルコム」の身売り話 PHS専業の看板を下ろしたウィルコム。その身売り話が再浮上している。 大株主の意向や日の丸技術であるPHS技術の存続など様々な思惑が絡み合い総務省も水面下で暗躍している。 ・カーライルの追加増資の内実は売却作戦の為の化粧 ・金融機関は貸し渋り・貸し剥がしの実態調査が控えているため条件がそろえば一定の貸し出しには応じるとの判断 ・思惑通り資金が借りられても経営の脆弱性は変わらない ・昨年行なった証券会社を通じての売却話はソフトバンク・イーモバイル・NTTなどに持ちかけたが「すべて断られた」(ウィルコム幹部) ・ウィルコム問題は終わっていない、稲盛氏が提案したのはNTTコミュニケーションズによるウィルコム買収 ・障壁も多い、NTTは一度PHS事業を断念した、またPHSをグループに抱えることにドコモが反発 ・総務省は稲盛提案を承知している、PHS技術存続とNTT法の壁の狭間で総務省がどんな裏技を使うか